連携型小中一貫教育について



本校は、校区の赤大路小学校・富田小学校とともに、連携型小中一貫校として、9年間を通して子どもたちの育成を図る取り組みを進めています。
平成22年度から3校で文部科学省の「研究開発学校」の指定、平成25年度は高槻市教育委員会「教育力向上事業による連携型小中一貫教育研究」委嘱を受けて研究を進めてきました。平成26年度及び27年度は高槻市教育センターより「授業改善推進モデル校区」の委嘱を受けています。
地域との連携を大切にしながら、「子ども理解の一貫」「内容の一貫」「学び方の一貫」という、3つの観点から小中一貫教育に取り組んでいます。



1 子ども理解の一貫を図るために

3校の教職員で、子どもたちの課題や校区として9年間で育みたい力を明らかにし、日々の教育活動を行っています。

◆3校合同研修会…校区の3校で合同研修会を開き、研究を進めています。

◆小中合同学年会・小中交流…必要に応じて、合同の学年会を開き、共催授業、共催行事の企画、調整等を行い、小中の交流を図っています。

◆ゲストティーチャー等での地域力活用…「いまとみらい科」を中心に地域の多くの人との出会いから学びを深めています。



2 内容の一貫を図るために

文部科学省の「研究開発学校」の指定を受け、校区として、「いまとみらい科」を開発し、実施してまいりました。

◆「いまとみらい科」の開発…「いまとみらい科」では、現在及び未来の自分や社会をよりよくするために、主体的に社会に参画する力を育てることをねらいとしています。小中9年間の各段階でどのような力をつけていくべきなのか、そのためにはどのような授業内容を実施すべきなのか、校区で検討しながら取り組んでいます。



【各学年の昨年度のいまとみらい科の取り組みの紹介】

1年生

みんなで創ろう〜シャイニングスクール〜
『学年全員が楽しめる行事、学年全員が気持ちよく過ごせる学校創りを自分たちで考えよう』というテーマで取り組みました。自分たちで企画、決定、運営することの大変さや充実感を体験しました。


ウェルカム四中〜3デイズ〜
小学6年生が行う3日間の中学校での体験入学の日、そして半年後の中学校入学に向けて、小学生のためにどのようなおもてなしができるかを考え取り組みました。昨年自分たちがしてもらったことを思い出しながら、今度は自分たちに何ができるかを真剣に考えて実行する前向きな姿がたくさん見られました。



2年生

S・U・K・G☆(Step Up 校外学習)

全体のことを考えて自分たちの目標を実現するにはどんなことを大切にしていけばいいのか考え、校外学習を自分たちで企画す
る取り組みを行いました。実際の校外学習では、自分たちの企画を自分たちで成功させようと自主的に働きかける姿が見られまし
た。


わくわくわーく〜仕事で地域とつながろう!〜
地域にある仕事を体験し、社会に関わることで、あらためて地域・社会とのつながりを実感し、仕事を体験する中で、仕事をす
る人の思いを知り、今後の自分の生き方につなげることを目標として取り組みました。


3年生

発見・体験・沖縄県

修学旅行で訪れる沖縄について、歴史と文化についてより深く知ることを目指し、グループで調べ学習を行いました。また、国
際通りで訪れるお店と手紙を通して事前にやりとりをし、実際の出会いを通して生き方にふれることができました。


マイタウンミーティング〜今の出会いと未来の私〜
自分たちが住む高槻で活躍されている方と出会い、お話を聞き、
自分は今何を思っているのか、これからどういう思いで生きてい
くのかということを考え、ミーティングで交流しました。




3 学び方の一貫を図るために

昨年度は、これまでの「いまとみらい科」の研究を教科授業に活かす取り組みをしてきました。本年度も「いまとみらい科」と教科授業を両輪にして、子どもたちに今と未来を切り拓く力を育む研究を進めています。



◆校区共通の授業改善…@課題解決のための学習サイクルAソロタイムT−コミ−ソロタイムUで取り組む学習Bリアリティある学習活動の3点を「いまとみらい科」と教科授業の両方の授業改善のテーマにして、3校で研究授業を行い、研究を進めています。

【いまとみらい科の学習サイクル】



【各教科の学習サイクル】



【ソロタイムT‐コミュニケーションタイム‐ソロタイムU】

ソロタイムT→自分で課題に取り組む
コミュニケーションタイム→互いの考えを説明する
ソロタイムU→さらに自分の考えを深める


◆校区で共通した学習環境…子どもたちが安心して学習にのぞめるように、学習環境も校区でそろえて整備しています。

【デジタイマー】

子どもが学習に見通しをもてるように活用しています。活動時間がはっきりとすることにより、めりはりのある授業になります。


【聴く話すレベル表】

聴くこと・話すことへの意識を高めるために掲示しています。子どもたちが聴くとき、話すときの基準になっています。


【学びの倉庫】

これまでに学んだことを整理して、ここに加えていきます。これまでの学びと今の学びをつなげるために使います。


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