第14代校長 尾ア 幹夫先生
 
  【平成27(2015)年度 入学式式辞】

桜花爛漫の今日のよき日に、第四十四回入学式を迎えられた220名の新入生の皆さん、そして保護者の皆様、まことにおめでとうございます。また、本日は公私ご多用の中、高槻市市議会議員の先生方をはじめ、校区学校園、地域諸団体より、ご来賓として多数のご臨席を賜り、高いところからではございますが御礼申し上げます。
新入生の皆さん、皆さんの入学を、首を長くして待っていました。皆さんの学年から制服がブレザーに変わりました。十中の新しい時代の訪れを感じます。全員、とても素敵でよく似合っています。
さて最初に、この三月に卒業した四十三期生のことについて、少しだけお話をします。四十三期生の先輩達は、授業、行事、生徒会活動などあらゆる面で十中の歴史を変えた学年です。去年の+中祭の合唱や体育祭は、校長先生がこれまで勤めてきた学校の中で最もすばらしいものでした。
また+中では桜台小学校や竹の内小学校と同じように、「学び合い学習」をやっていますが、その成果として、今年の後期公立高校の入学試験では、合格率94.6%、受験した13の高校の内、8校で全員合格という見事な結果を残してくれました。安心して勉強やクラブ活動、行事に取り組める環境があれば、これだけのすばらしい結果を残せる…つまり、十中の皆さんが秘めている力を証明してくれたのです。
さらに、3月21日には、十中で進めていた「いじめをなくす取組み」がNHK教育テレビで全国に紹介されました。今年から、高槻市全小中学校で進められていく「いじめZERO運動」は、昨年の「はにたんあいさつ運動」に続き、二年続けて、十中生徒会からの提案で始まる取組みです。すごいことです。
皆さんは、このように十中が新しく変わっていく時代に、四十六期生として入学をしてきました。このことは、これから皆さんが、自分のもっている力を伸ばして、十中の一員として学校の新しい歴史と、自分の明るい未来をつくっていく大切な使命のある学年であることを意味しているのです。
そのために、ぜひ皆さんに大切にしてほしいことをこれからお話しますので、心に深く刻んでください。大人になるための準備をする中学校では、「勉強」「部活動」そして「仲間づくり」の三つをがんばって、「頭」と「体」と「心」を鍛えてほしいと思います。そのために、次の三つのことをぜひ大切にしてください。
一つ目は、「プラスの言葉遣い」です。言葉は人生に大きな影響を与えます。遣う言葉で人生が変わるとも言われます。前向きな言葉、思いやりのある言葉、美
しい言葉…そんなブラスの言葉をどんどん遣って自分と仲間をプラスに変えていきましょう。特に、「あいさつ」と「ありがとう」「ごめんなさい」は大切にしてください。
二つ目は、授業です。中学校からは教科によって先生が変わりますが、得意不得意に左右されず、どの授業も一生懸命がんばることが大事です。特に仲間とつながって学ぶ「学び合い」の中で、社会で通用する学力を身につけていきましょう。
三つ目は、ルールやマナーを守ることです。ルールやマナーは人を縛るためにあるのではなく、お互いの心と体を護るためにあります。スポーツも、ルールやマナーが守れてはじめて安全で楽しくできます。学校も同じです。
十中では、生徒会が中心となって「十中プラス運動」を行っています。この運動が今の十中をつくっているのです。この運動によって、学校が安全で安心な場所、活気のある場所となり、皆さんの将来の可能性を広げていける場所になるのです。十年後、二十年後、自分の人生の中でそのことを実感できる時が必ずやってきます。信じてがんばってください。先生達も全員で、「社会の宝、未来の希望」である君達の健康と安全、そして成長を毎日折りながら努力していきます。新入生のみなさん、よろしくお願いしますね。
改めまして、保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。早速ですが保護者の皆様にお願いしたいことがございます。中学生になったとはいえ、子ども達はまだまだ発達途上であり、ちょっとしたことがきっかけでトラブルに発展することがあります。実はその時が人として大切なことや、世の中のルール・マナーを、大人も子どもも学び確認し合う絶好の機会となります。このようにマイナスをプラスに変えていく為には、学校だけでは限界があります。やはり保護者の皆様のご理解とご協力が欠かせません。どうかお力を貸していただけますよう、よろしくお願いします。
最後になりましたが、本校には「おおぞら」という支援を必要とする生徒達の学級があります。本年度は三学年で5クラス26名の生徒が在籍しています。彼らが安全に安心して学校生活を送るには、周囲の理解と支援が欠かせません。この点についても何卒よろしくお願い申し上げます。
三年後、お子様を立派に成長した姿でお返しできるよう、教職員一同、暖かさの中にも厳しさを忘れず、誠心誠意取り組んで参りますことをお約束しまして、本日の式辞と致します。
    平成27年4月8日     高槻市立第十中学校 校長  尾崎 幹夫
 
  【平成26(2014)年度 始業式のあいさつ】より

生徒のみなさん、おはようございます。4月から十中に来ました校長の尾アです。
今日は、先ほど、新一年生173名の入学式を行いました。新2年生、3年生のみなさんにとっても、今日が新たな出発の日です。その出発にあたって、大切な話をしたいと思います。
みなさんは、全員3つの宝物を持っています。
一つ目は、みなさん自身の命です。
二つ目は、みなさんを育ててくれる家族です。
三つ目は、友達です。
この三つを全員が大切にできる一年にしてほしいと思います。この三つを大切にするとき、自分の未来が大きく開いていくからです。
次に、大切にするためには具体的にどうしたらいいかお話しします。一つ目は、プラスの言葉をつかうことです。言葉は人生を変えるといわれるほど力があるものです。前向きな言葉、思いやりあふれる言葉、ていねいな言葉、そして美しい言葉。人生は、使っている言葉に応じて変わっていきます。意識してプラスの言葉を使ってください。特に「ありがとう」と「ごめんなさい」は大事にしてください。
二つ目は、あいさつです。あいさつは、自分の心を自分で開く訓練です。毎日たくさんのあいさつをするということは、その分だけ自分がだんだん強くなっていくということです。あいさつができる人は、どんな困難も最後は乗り越えていくことができます。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」・・・、そんなあいさつがあふれる10中にしていきましょう。
三つ目は、ルールやマナーを大切にするということです。ルールやマナーは人をしばりつけるためにあるのではありません。みなさん一人ひとりの安全と安心を護るためにあるのです。交通ルールがなければ、そこらじゅう事故だらけです。ルールがなければ、スポーツをやっても危なくて楽しくありません。マナーも同じです。一人ひとりがルールとマナーを守って、気持ちよく生活しましょう。
1年生には、入学式で伝えましたので、2、3年生にお話しします。3年生のみなさんにお願いがあります。みなさんは10中の最高学年になりました。どうか下級生たちの模範となり、10中をリードしていってください。10中祭・・・楽しみにしています。また、今年みなさんは受験生です。受験は「団体戦」です。一人ひとりの目標を達成するためには、日々の授業を大切にし、お互いに支えあい、いいクラス、いい学年にしていってください。
2年生のみなさん。昨年みなさんが取り組んだ学び合いの授業、自分たちでクラスや学年を運営していく自主的な取り組みを、今年はさらに発展させ、新たな10中の歴史をつくっていってください。そして、今日という節目の日に、心新たにがんばろうとしている人がたくさんいると思います。去年の苦しみや悲しみ、失敗を繰り返さないよう、どうか、そのがんばりをお互いに温かく見守り、支え合ってほしいと思います。
最後に、10中の先生方は高槻の中でも一番熱い思いをもって、一番働く素晴らしい先生たちです。その先生たちとよく話し合い、その指導を聞いて、高槻で一番チームワークのある学校をつくっていきましょう。よろしくお願いします。
以上で、始業式のあいさつを終わります。

       平成26年4月8日    高槻市立第十中学校校長 尾ア 幹夫